鍵の形が特徴的で装飾性に富むチベットの黄銅製アンティーク錠前６点

鍵の形状が特徴的で、本体に線画や文字が刻まれたチベットの黄銅製骨董錠前です。 以前出品の鉄製より装飾性に富み、インド、中国の仏教文化の影響を受け発展したチベット仏教が域内に行き渡り、世情が安定していた時代のものでは。具体的時期は不明ですが、汚れやキズなどの外観からアンティークな錠前です。 本体と鍵は組み写真ではありません。いずれかの鍵で必ず解錠でき、トライしていただくため敢えて組みにしていません。 本体と鍵の大きさ（㍉）重さ（㌘）は次の通りで、数値は、本体：幅、高、厚／施錠域幅×高、軸径／重／の順、鍵：長、幅／重／の順。 【本体①】凹みがやや多 ９８、５４、１６／４０×７、５／２２２／ 【本体②】鹿画、食塩合作社製、１９４２造など ７５、５５、１５／３５×１０、４／１３５／ 【本体③】瓢箪？画、妙日之？など ７５、４７、２１／３３×７、４／２１５／ 【本体④】 ６６、４５、１５／２５×５、４／１３７／ 【本体⑤】吉祥妙意（他者の幸福を祈る成語） ３６、４１、１２／１６×８、３／３２／ 【本体⑥】記？の刻印 ３３、２４、２２／１６×５、３／３８／ 【鍵①】１２４、２５／４６／ 【鍵②】１００、２4／４１／ 【鍵③】９５、２２／４４／ 【鍵④】８５、２１／２２／ 【鍵⑤】６６、１７／１２／ 【鍵⑥】６６、１７／９／ 解錠は、本体下の鍵穴に鍵を垂直に方向を合わせ奥まで差し込みスライド、板バネのロックが外れバネ部が飛出る、飛出しが少ない場合は引き出しは手で。解錠状態で構造上バネ部は本体から分離出来ず鍵も外れません。錠前②は何故か解錠で分離でき、鍵も外せます。ロックも若干甘く、構造に違い？チベット製ではない？ 飛出たバネ部を押し戻すことで施錠部分が閉じ施錠完了、鍵は逆方向スライドで外します。 鍵の形状が特徴的なチベットの黄銅製アンティーク錠前です。経年相応の汚れや緑青、キズ、凹みが、解錠に若干力が、などは否めませんが、コレクションに如何でしょうか。鍵の紛失には注意下さい。 【チベットの超略歴】 現在は中国の自治区、７世紀王朝として統一、インドや唐から仏教文化の影響を受けチベット仏教として発展、１８世紀以降はモンゴルなどと共に自治を認められ清の藩部に、２０世紀には中国支配に否定的なチベット仏教最高指導者ダライラマ１４世が世界から注目される活動、後にノーベル平和賞受賞。